ヒッチメンバーの装着の際の注意

自動車でトレーラーを牽引する際や荷台を装着する際に必要なのがヒッチメンバーです。

4WD車やオフロードカーなどに装着されている後部下のパーツですね！

ヒッチメンバーでジェットスキーやボートを牽引している車は、格好いいですよね！

ジェットスキーや釣りなどでボートを運ぶ必要がある方には必要なパーツがヒッチメンバーだと言えます。

また、ヒッチメンバーは牽引だけでなく、荷台を取り付けキャンプなどでも活躍することからオフロードカーやミニバン、1ボックスカーなどにも取り付ける方も多くなっています。

では、ヒッチメンバーは、取り付ければ便利なパーツだと言えますが、取り付ける際には注意も必要だと言えます。

まず、ヒッチメンバーを、装着の際には、自動車のシャシーに繋がる部分やシャシーに取り付けるのですが、ヒッチメンバーに掛かる荷重はそうとな物で、自動車への負担は大きい場合もあります。

ヒッチメンバーを装着を前提の車、オフロードカーなどの場合は、車体への負担は大丈夫かもしれませんが、最近は、普通の乗用車にもヒッチメンバーを装着して牽引をしている車も見かけますが、装着方法によっては自動車の車体への負担は避けられません。

また、ヒッチメンバーで牽引するよりも荷台やサイクルキャリアなどで荷物を積む方が、ヒッチメンバーへの負担が大きくなります。

ヒッチメンバーには牽引できる重量で等級されています。

A 級・・・400kg以下

B級・・・550kg以下

C級・・・750㎏以下

日本のヒッチメンバー強度

クラスA・・・牽引500kg以下/垂直荷重50kg

クラスC・・・牽引750kg以下/垂直荷重75kg

クラスE・・・牽引2000kg以下/垂直荷重200kg

という風な等級でそのヒッチメンバーで牽引できる重量、強度が決められています。

また、ヒッチメンバーに連結するヒッチボールのサイズもあります。

１7/8インチ、５０ｍｍ、２インチ、２5/16インチ などと呼ばれるものです。

4種類ありますが、日本国内では、50mmと2インチが一般的です。

ヒッチメンバーの装着には牽引できる総重量の確認とヒッチボールのサイズの確認は欠かせません。

ヒッチメンバーの装着は、専門店などで確実に装着することをおすすめします。

ヒッチメンバーの垂直荷重

ヒッチメンバーの利用には牽引する利用方法とヒッチに荷台やキャリアを付けて荷物などを積載する利用方法です。

牽引の場合は、上記でも掲載している牽引荷重○○kg以下で表されています。

垂直荷重も日本規格で強度では垂直荷重で表されています。

クラスAなら垂直荷重は50㎏です。ほとんど積載できないですね！

ただ、自転車等を積載している方の中には、自転車の重量が10kg程度などで大丈夫と思われる方も多いのですが、キャリアの荷重を入れていないことも多く、ヒッチに取り付けるサイクルキャリアは耐久性も必要なことから20㎏以上あることが普通でキャリアと自転車でほぼ、荷重の範囲を超えそうです。

垂直荷重は、ヒッチメンバーの利用では結構、荷重の範囲内でも車体への負担は相当なものになります。

例えば、自転車をヒッチメンバーのサイクルキャリアに積載してたとします。

走行中は、常に上下に揺れることになります。段差や道路条件の悪い場合は、その負担は想像以上です。

クラスAでの垂直荷重では、ほとんどキャリアとしての利用はできないと言えます。

垂直荷重でのヒッチメンバーの利用は、クラスEのヒッチメンバーが必要ではないでしょうか？

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